【まとめ】中華イヤホン&ヘッドホンとDAPレビュー辛口のオススメ

中華低価格イヤホンとヘッドホン&デジタルプレイヤーDAP系のレビューのまとめとオススメです。購入した物や使ったモノが中心となります。誠実なレビューを心がけたいと思います。 。。基本的にライトな感じで一分で理解できるサイトを目指しています。このブログは「ぶろぐなんかめんどくせえよ」のスピンアウト・ブログです。なお、無断転載不許可です。

ノート版辛口イヤホン3周年記念特別セール開催

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みなさまのご愛顧で無事に3周年を迎えることが出来た。

 

有料オーディオレビューというよく分からない道を切り開きつつ、世の中のステマと意味不明なオーディオポエムと戦ってきた。

 

そもそも世の中のオーディオレビューの結論がよく分からないのは、販売店や代理店からの依頼だったりするわけで、当然、書きたいことは書けず、欠点があってもそれをオブラートで隠し、読む人を煙に巻くのが常套手段だ。

 

読んでいる側はゴミを掴むことになる。

 

中華はもちろんだが、大手の日本代理店なども非常に危険だ。

 

いまやブログを使ったインフルエンサーによるステマはあちこちに溢れている。

 

それに敢然と立ち向かうのが当ブログであるが、2年ほど前から予定通りにノートを使った有料ブログに移行した。

 

Googleやらのアホな検索エンジンに振り回されるのはもうたくさんだ。

 

検索結果はステマのゴミばかりでまったく役に立たない。

 

ノート版マガジンは滅多にセールなどやらないが、3周年記念で2日間だけセールすることにした。

 

V1は100円。

V2V3V4V5は499円。

 

追記

2日間の特別セールは終了したが、3周年記念WEEKとして9/6日まで上記特別価格を一部マガジンに適用することにした。WEEKが終了したら価格はまた元に戻すのでよろしくお願いしたい。

 

 

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【レビュー】GRADO GW100 世界初のセミオープンBluetoothヘッドホン

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相変わらず訳の分からないヘッドホンを販売するのが天下のグラドである。

 

なにしろセミオープンのBluetoothワイヤレスヘッドホンという世界初の分野を切り開くが、誰に向けて売ろうとしているのかも分からない。音漏れは従来のオープンタイプよりも60%軽減したと云うが、これを電車の中などで使う勇者がどれくらい居るものだろうか。

 

屋外でも遣う気にはならないだろう。

 

そもそも静かな場所で聞いた方が音質は向上するわけで、騒々しい屋外でグラドを楽しむ理由は幾ら考えても分からない。

 

元からグラドというのは訳がわからないが、輪をかけて分からないものを販売してきた凄みがある。

 

ただしこのヘッドホンは有線でも使える。

 

これなら触手は動くだろう。

 

有線の音が従来のものと遜色ないのなら、その音質が変わらないというのならそれもありだろう。

たまに外に持ち出して楽しむ程度の話しだ。

 

要はBluetoothとして購入するのは馬鹿げているが、有線のグラドとして考えるのなら音質によっては有りだろうと云うことになる。

 

ただBluetoothヘッドホンとしては価格がハイエンドと云うか高いと思う。すべては音次第云う事になるだろうが。

 

Grado GW100 Bluetoothヘッドフォン

Grado GW100 Bluetoothヘッドフォン

  • メディア: エレクトロニクス
 

  

 

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【レビュー】日本製イヤースピーカ INAIR M360

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イヤースピーカというどこかで聞いたようなキャッチを持つ日本製イヤホンである。

「スピーカのように開放的」というコピーもまた笑いを誘う。

 

STAXがイヤースピーカというキャッチコピーを使うが、STAXは別格なのである。しかもSTAXは音質的にはイヤホンよりもだいぶ有利になるヘッドホンだ。

 

だいたいこの「スピーカのよう」とつかわれる場合、一体何をもってスピーカ的な音なのかという命題も伴うことになるが、360イヤホンの場合、おそらく「開放的」という点にある音の広がりを指しているのではないかと思う。

 

この360はクラウドファンディングで3800万円もの大金を集めたと云うが、こう言うアヤシげなメーカーのアヤシげなイヤホンの方がお金を集めやすいのだろう。

 

実際にお金を投資する方も投資する方だと思うが、「もしかして」という気持ちがどこからにあるのだと思う。何かしらの奇跡のような一抹の希望に掛けるわけだが、クラウドファンディングというとなにかこう以前レビューしたARTIOのCR-M1イヤホンを思い出してしまった。

 

しかもこのイヤースピーカーは一般的なカナルタイプではなく、音の悪いインイヤーなのである。

 

さて、360度音が広がり、スピーカのような開放的な音がするという野心的なインイヤースピーカの音をレビューしたいと思う。

 

 

 

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【レビュー】ETYMOTIC RESEARCH ER6

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ETYMOTIC RESEARCH ER6である。今やかなりの入手困難品で中古市場でも滅多に見掛けることはない。

 

今回はそのER6のOEM版であるharman kardon EP730を読者の方からお借りすることが出来たので心して試聴させて貰った。

 

こちらのER6は周波数特性図からはほぼER4に近似した特性に感じられるが、それであれば本国価格が1万円程度というのはお買い得であろう。日本でもは実売9000円程度なので海外イヤホンであるERとしては最安値に近い。

 

なにしろ世界のERのイヤホンである。

それも最近のものではなく、ER4当時の制作であろうことから期待は持てる。

 

その一点を取ってみても下手に中華や日本製を聞くよりもいいような気もするが、海外製品で1万円以下は相当に厳しいのも事実。これまで色々と聞いてみたが1万円以下でやる気を見せているブランドはほんのわずかしかない。

 

今回は期待のER6。

 

 

 

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【レビュー】shanling ME500 中華ハイエンドイヤホンの努力

 

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DAPでおなじみの中華メーカーshanlingの作ったイヤホンである。

 

DAPメーカーなのでイヤホンを作る実力があるとは思えず、単なるどこかのOEM品であろうと思ったのだが、悪質なDAPメーカになると、そんなものでも10万越えなど普通に販売してくるのに対して4万以下の価格ならまだ良心的であろうと思う。

 

それでもまぁ高い、とは思う。

 

何しろ中華なので高額品に手を出すのは自殺行為に近い。

 

雨後の竹の子のように勢い余って次々に落ち目となった有線イヤホンを開発して投入してくるのは凄いと思うが、このパワー感と探究心は日本の開発者も見習うべきだろう。

 

このまま行くと日本製イヤホンは程なくして負ける。

 

というよりもfinal以外のメーカーはもうほとんど負けている。

 

どう考えても音決めしている人間の耳がどうかしているのだから、中華が幾つかの点で進化改善すれば勝てる要素が無くなってくる。

 

日本のイヤホンはアンプと同じく「遊び」というか余裕がなく単にくそ真面目な音がする。エントリークラスでならそれでも良いのだが、高みへと至ろうとするときには「創造的飛躍」が必要だ。

 

迫り来る中華との戦いで負けて欲しくはないのだが、現状を鑑みると、もう時間の問題だろう。

 

そんな中華のハイエンドイヤホンであるが、先入観無くその音を評価してみようと思う。 

 

 

こちらは姉妹品のME100である。

こちらの方が手が届きやすいと思う。

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【レビュー】QDC 1LE 中華ハイエンドイヤホンの現在地

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手に持った瞬間に驚いたのだが、ハウジングが眼を射るようなキンキラキンなのである。24Kメッキを施したというそのイヤホンは中華のハイエンドメーカーであるQDCの限定生産品で有り、世界で888台限定販売されたものである。

 

そのうち40台のみ日本で販売された。

 

当時の価格は44800円なので中華では高い。高すぎる。

 

金属ケースにはシリアルンバーが入っているが、そのケースもなぜかズッシリ重くキンキラなのである。ちょっと引いてしまうような成金趣味全開の匂いがする。

 

今日日、日本の成金でもよほどの事でもなければこれほどキンキラであることは珍しいだろう。センスが昭和チックなのが笑わせてくれるところ。

 

発売は2017年なのでちょっとだけ古いが、ノート版読者様よりお借りできたので、中華ハイエンドイヤホンブランドであるQDCの実力を垣間見るにはちょうど良いと思う。

 

世界限定生産品なのでメーカーもそれなりに力を入れて作ったものには違いなく、ある意味、その時点でのメーカーの見識はすべて詰め込まれているだろう。

 

と云うわけでQDCという中華イヤホンブランドの現在地がどこにあり、中華イヤホンの到達点というか実力を見る、という点でもうってつけではないだろうか。

 

qdc ハイブリッド型イヤホン Uranus エントリーモデル QDC-7872

qdc ハイブリッド型イヤホン Uranus エントリーモデル QDC-7872

  • 発売日: 2020/02/07
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

 

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【レビュー】KOSS UR/40ヘッドホン

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1958年に創業したアメリカのヘッドホンメーカーである。今回は初めてKOSSのヘッドホンを聞いてみるわけだが、一体どういったものなのか皆目分からないままだった。

 

たまたまノート版読者の方がお持ちのものを借り受けたのだが、ヘッドホンで一万円以下というのは本来なら避けるべき価格帯だ。これは国産でも同じ事が云える。

 

国産でもかなり厳しい価格帯なので代理店マージンが上乗せされる「輸入物」ではもっと厳しいと思う。

 

このあたりの分水嶺というのはイヤホンとは訳が違うのだろう。もっとも構造的にコストがより掛かるので致し方無いのも確かなんだろうと思う。

 

ただし、KOSSというのは本当の老舗だ。

 

オーディオではブランドが何十年もそのまま生き残るケースは極端に少ない。

 

限られたブランドだけだろう。

 

そのうちの1つがこのKOSSである。

 

本来は

 

 

が著名なのだが、今回はセミオープンドライバ搭載のUR/40である。

 

さて、老舗の実力を見ていきたいと思う。

 

【国内正規品】KOSS セミオープン型オーバーヘッドヘッドホン UR/40

【国内正規品】KOSS セミオープン型オーバーヘッドヘッドホン UR/40

  • 発売日: 2004/11/01
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

 

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【レビュー】ゼンハイザー HDVD800 ヘッドホンアンプ その高き壁

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ヘッドホンアンプを買って見たのだが、デジタルアンプだと勘違いしてしまった。

これはアマゾンが悪い。

 

たまたまアマゾンを見ていたら「デジタルヘッドホンアンプ」とかかれている。ちなみに下位のHDVD600はアナログとかかれていたので800の方はデジタルアンプなんだなと早合点してしまった。

 

届いて聞いてみるとアナログじゃねーかと愕然としてしまった。

 

調べが甘いというか、事前にほとんど調べないのは僕が悪い。それは分かるのだが、どうか頭の悪い人にもよく分かるように紛らわしい表記は辞めていただきたい。

 

800にデジタルと書かれているのは、入力がデジタル可能という事であってこのアンプは純然たるアナログアンプである。

 

600との相違はDACが付いているかいないかの差で本体は同じものだ。

コスパを考えると600の方が良いかも知れない。

 

800に付いているDACバーブラウン。

 

最近発売のものでバーブラウンとはシブいなと妙に納得してしまった。ヘッドホンでDACなど違いがわかるとは思えないのでDACなど何でも良いのだが、最近はESSとAKが幅を効かせているのはよく分からないところだ。

 

さて、こちらのHDVD600/800はゼンハイザーのヘッドホンアンプである。

 

ゼンハイザーがアンプなど製造できないはずなのでどこかのOEMとかODMなんだろう。オーディオではどこでも当たり前にやっていることなので特に問題は無い。例えばラックスマンなどもそうだ。

 

だが、キチンと音を監修して作り込んでいるかどうかはまた別問題だ。

 

世界のゼンハイザーがキチンと音決めしたのかどうか・・・見てみたいと思う。

 

 

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【コラム】ハイレゾの定義・・・

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僕はハイレゾ否定派である。これは何度も何度も書いている。

 

ハイレゾなど、どうでもいいのでどうか聞こえる領域の音をきちんとだして欲しいと思っている。多くのオーディオ機器がそれすら出来ないのではどうしょうもない。

 

そもそも人間が聞こえる領域は20hz-20khzまでであって、その範囲外は耳では聞こえない。

 

18kh以上の高音すらほとんどの人は聞こえない。たとえ聞こえたとしても年齢的には10代でかろうじて聞こえるだけで「意味のある音」はほとんど出ていないと思う。

 

20代で18khz以上を聞き取ることが出来るのは希な人だろう。

 

ちなみに僕の知り合いには30才でまだコンビニのモスキート音がうるさいと文句を言っている人が居るが、これは例外中の例外だ。

 

ハイレゾハイレゾとウルサい人はコンビニの店頭で流している若者除けのモスキート音にぜひ文句を付けるべきだと思う。

 

僕は16.5khzまでしか聞こえないので文句の付けようがないが・・・

 

僕が疑問に思うことのひとつに、このハイレゾという概念の中で「高音域」だけが語られているが、当然、超低音も耳では聞こえないのでハイレゾではなかろうか。

 

つまり20hz未満の超低音のことも高音域と同じように語るべきだと思うのだが、そういう議論はあまり行われていないようだ。

 

そもそもハイレゾの定義(アナログ信号で40khz以上の再生が可能)が超高音域にしか行われていないのだが、よく考えてみればおかしな事だ。

 

日本の開発者はやたらとハイレゾだの超高域にはウルサいが、同じように超低域についても問題にすべきではないだろうか。

 

耳で聞こえないのにもかかわらず音楽的体験を大きく拡張し、聞こえなくてもニュアンスが増えるなどと意味不明な宣伝文句を散々使ってきたのだから、低域にも同じ事をいってもよいのではないだろうかと思う。

 

ではなぜ超低域についてはハイレゾとして追求しないのかと云えば、おそらくデメリットが大きすぎるのだ。

 

低域に関してどこまで出せるのかという点については物理的に振動板の大きさで決まってしまう。そして例え出せたとしても他の音域の音を汚してしまう。アンプへの負担も大きく、物理的な身体への影響も大きい。

 

このあたりのデメリットは超高域の比ではない。

 

 

要するに超低域を出すという事は超高域を出すことに比べてあまりにも難易度が高く、かつメリットが何もない。

 

超高域は簡単に出せてアンプへの負担も少なく、低域とは違って物理的に身体へのダメージも与えない。

 

それでいて聞こえないので文句もない。

 

何よりも1番のメリットは「ウチはハイレゾなんで超高域がだせる」という事を堂々と宣伝に書き込むことが出来る。

 

なんなら価格も少し上げてしまえるだろう。

 

オーディオ業界では昔から「高域をやたらと宣伝して強調する」ような輩に碌なものがいなかったが、それは今後もあまりかわらないようだ。

 

 

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【レビュー】GRADO SR60e 40㎜新ドライバ搭載モデル

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グラドである。

もっとも安くグラドの音が堪能できるのがこちらのSR系のエントリーモデルであるSR60。

 

だが2014年にEタイプの新型40㎜ドライバに切り替わっている。グラドはいまでも訳の分からないマイナーチェンジを繰り返していて、モデル名の最後のアルファベットが違う。

 

だが、どこが変わったのかよく分からないところがあるが、この他にもRS1eはこれとは違う50㎜の新型ドライバらしい。

 

こっちの音は未確認だが、グラドがエントリーモデルで何をしているのか知る事は今後皆さんにグラドのヘッドホンを勧める上で僕自身が確認しておくことは大事なことだろうと思う。

 

今回の60eは新型Eドライバモデルでは2本目となる。325の方を先に聞いたが、グラドの下位モデルをじっくり聞くのは今回が初めてとなる。

 

聞いてみれば、いろいろと興味深いモデルの音であった。

  

 

 

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