【レビュー】Xiaomi/小米/シャオミ Mi In-Ear Headphones Pro HD
総合評価△
ネットで少し話題になっていたようなので、相変わらずレビューは見ませんが手ごろな価格で楽しめそうな雰囲気を感じたので購入してみました。
ひとつひとつの性能は悪くありませんが、設計上の問題では無いかという事で少し辛口評価になっています。
【Xiaomi Pro HDスペック】
【Xiaomi Pro HD音質】
普通に聴く限りではかなり満足感の高いイヤホンです。
ドライバーはニュートラルで、音がかなり明るめに作られています。
全体的にエッジはわずかに立ち気味ですが、ニュアンスとして楽しめる範囲の出来映えで、音の明瞭度が平均以上に有り、クッキリハッキリとした音を持っています。
総論としては地力は相当に高いイヤホンで世間での評価も頷けますが、ちょっと細かいところに問題を感じます。
第一にボーカルが必要以上に前に出ます。
この為、低域を含めた帯域バランスは良好なのですが、明るくハッキリとしたボーカルが前に出てくるため、相対的に低域が沈んでしまう印象です。
ちなみにボーカルだけとると極わずかに暴れますが、質感は非常に良いです。
第二に、低域側の重低音域が少し出にくい印象を感じるのと、低域側の音が少し整理されるというか、聞きづらい帯域があるようで、他のイヤホンと比較すると若干聞こえ方が違い寂しい印象があります。
【Xiaomi Pro HDまとめ】
明るくハッキリとしたボーカルが前面に出るため、ボーカルを十全に楽しみたい方向けのイヤホンです。
低域側は解像度が少し低めに入るようで、ドライバー側の混濁の問題なのかなんなのか特定できませんが、聞こえづらく埋もれる帯域が出てきます。
全体的に出来は良いと判断しますが、人によっては「腰高」だと判断されても不思議ではありません。
低域も60Hz以上の帯域を単音で聞く限りはかなりエッジがよいのでちょっと不思議なのですが、音楽がピラミッド型にならず、かまぼこタイプのようなイメージです。
おそらくですが、この音の出方はドライバユニットのクロスオーバーやハウジング設計に少し問題があるのではないかと思います。
ただし、もう一度言っておきますが「ボーカルのみにフォーカス」して聴きたいという方にはおもしろいイヤホンの1つです。
【正規品】Xiaomi(小米、シャオミ)イヤホン Mi In-Ear Headphones Pro HD ハイレゾ対応 [最高級モデル]
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小米 (xiaomi) [最高級モデル]イヤホンPRO イヤフォン Mi In-Ear earphone Pro ハイレゾ対応 [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: xiaomi
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【レビュー】 KZ HDS3
総合評価△
KZのHDS3です。
ハウジングは非常に小ぶりで、写真で見る限りは普通サイズに見えますが、現物はとても小さなイヤホンです。
この為、装着感はとても良く、メタルハウジングの質感も以前のKZ品質よりもずっと上がっているように見えます。
右左の判別はいつものKZでレッドラインが右でブルーラインがレフトを意味しています。
特徴的なのはハウジング後部に空いた3つの大きめのエアポートでしょう。
【KZ HDS3スペック】
- ■モデルナンバー KZ HDS3
- ■ドライバー 1DD
- ■感度108db
- ■インピーダンス18Ω
- ■周波数特性20khz-20000hz
- ■コード長1.2メートル
日本製のルビジウム磁石とコイルを実装しているようです。
【KZ HDS3音質】
ドライバはニュートラルで、帯域バランスは低域が若干強めですが、とても良いバランスを実現しています。
ボーカル域は明瞭度が高めで、かなり前に出ますが、ATRやHLSX808と比較すると声の帯域にピーク感が有り、出来としては優秀な部類ですが、リファレンスやその他ボーカル域の優秀なイヤホンが出てきた以上、積極的にこのレベルのボーカルを選択する理由がありません。
このHDS3のもっとも大きな問題は、音質に独特な質感を感じるのですが、メタルハウジングなので強度不足から発生する「雑味」とはいえない、なんとも言えない「嫌な質感」を感じます。
ちょっと表現が難しいのですが何かテクスチャを貼り付けた感覚です。
この雑味とはちょっと違う音の濁りのようなもののため、必然的に評価を下げざるを得ません。
低域は平均的な輪郭を持ちますが、やはり重低音を中心として音が濁ります。
エッジはとても良いので惜しいところが多いイヤホンです。
【KZ HDS3まとめ】
一聴してゴミ箱に投げ捨てる類いのイヤホンではありませんが、何かが決定的に足りません。
全体に感じる雑味では無い独特の音の質感があまりよいモノでは無く、音が濁っているように聞こえます。
低域のレベルもそれほどのブーストでは無く比較的バランスは優秀にもかかわらず、重低音の表現はブーミーになりがちで、音の濁りと相まって評価を落とさざるを得ません。
ボーカル域の明瞭度も有り、クリア感があるのですがこの帯域のピークとディップを感じるのでこちらもまたイマイチと評価します。
あえて積極的に購入する理由はまったくありません。
【レビュー】 KZ ZSE デュアルドライバー
総合評価〇
ダイナミック2発搭載の2Dドライバー搭載機となります。
KZの中では比較的新しく、VJJBの名機V1と同じような構成となっています。
V1のほうは同ドライバーの構成ですが、ZSEは異種のドライバーを並列に組み込んでいるようです。
【KZ ZSEスペック】
【KZ ZSE音質】
ZSEの帯域バランスは低域が強めとなっています。
ドライバーはニュートラルで、エッジはマイルドに入り、長時間聴いても疲れにくい音質です。
基本的な音質は非常にレベルが高く、KZの中でも比較的安価なイヤホンですが、価格以上の価値は感じられる好印象です。
ここ最近は中華のレベルが上がってきているような印象ですのでKZの中でもトップグループの一角に位置するイヤホンと評価します。
問題点は、低域が強めのブーストとなっていることで、特に重低音域が強めです。
低音域全体のエッジはかなり良く描くのですが、重低音多めのソースでは気になる部分が出てくると思います。
またおそらくデュアルドライバーのクロスオーバーの関係だと思われますが、音が整理さないというか、クロスオーバー付近と思われる帯域の音が突出して出るところがありバランスが狂います。
この為、他のイヤホンと聞き比べたときに音楽の印象がちょっと違い、ZSEは独特なバランスで鳴るところがあります。
最初は解像度が高めかと思ったのですが、どうもそうではなく単なるチューニング不足です。
ボーカル域の質感はとても良いのですが、最終的にはATRやZS5には今一歩及ばずという所です。
また、若干ですがわずかな雑味が音に感じられます。
ただし、非常にわずかなので特に問題にする程度の事ではないでしょう。
ZSTよりも雑味は遙かにマシです。
【KZ ZSEまとめ】
設計品質が上がっているのか最近のKZはなかなかレベルの高い製品を出してきます。
以前によく見掛けた「売るレベルに達していない」製品が少なくなってきているような印象でしょうか。
これは他の中華イヤホンにも言えることですが、ココ1-2年で中華全体の音質レベルが底上げされているようなイメージを感じています。
かつてのED3youthバージョンのような「驚くようなゴミ」は減っているのではないでしょうか?
こちらのZSEも平均以上の実力はあるので安く見掛けたら買ってもよいでしょう。
KZの中では過去のイヤホンと比較すると相当に良くなっていることが実感できる良機です。
あえて比較するのならZSTの音の雑味を取り除いて、明瞭度をわずかに下げて音質を地味にしたような印象でした。
ZSTよりも雑味は少ないですが、音の明るさはZSTの方が上ですので明るい傾向の音ならZSTを選んでおいた方が楽しいかも知れません。
またボーカル域がZSTの方が前に出ますので、ZSTと迷った場合、ZSTの方をオススメしておきます。
ただし、長時間使われる予定の方はZSEの方が好適です。
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- 出版社/メーカー: WOOeasy
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【レビュー】Tennmak Piano MMCX対応
総合評価△
MMCX対応のTennmak Pianoです。
8.6mmの1ダイナミックドライバー搭載機となります。
【Tennmak Pianoスペック】
- ■モデルナンバー Tennmak Piano
- ■ドライバー 1DD/8.6mm
- ■感度98db
- ■インピーダンス16Ω
- ■周波数特性20khz-20000hz
- ■コード長1.2メートル
【Tennmak Piano音質】
基本的に平均以上の音質を確保していて、前回レビューしたtennmak Dulcimerよりも明らかに地力は上です。
基本的な音質は明瞭度の高いわずかにウォーム系のドライバーでかなり明るめの音を出してきます。
帯域バランスはかなり低音よりで、特に60Hz以下がブースト気味のバランスとなっています。
このブーストがソースによってはかなり明確に中域に絡みます。
中高音域のエッジはかなり立ち気味ですが、ギリギリで許容範囲にあるレベルでしょう。
明るめの音と絡まりこの立ち気味のエッジはかなりおもしろいと言えます。
ボーカル域の実力も相当に高くATRレベルに今一歩及ばずという所ですが、ピークとディップをよく取り除いたものでレベルは高いと思います。
問題点としてはやはり60Hz以下の低音ブーストとこの帯域のボケ感があるという事でしょう。
また、もう一点あげれば、全体的にわずかに雑味が載ります。
うっすらとですが深く聞き込む方は気になる事だと思います。
【Tennmak Pianoまとめ】
1DDイヤホンとしては実力高いのですが、帯域バランス的に低域の過剰ブーストが中域に対してかぶり気味なほどなのでその点で評価を下げます。
特にかなり明るい音を好まれる方でウォーム系統のイヤホンを探している方は有力な候補となりますが、今となっては積極的に購入する理由は特になく、全体的にデメリットがメリットを上回ります。
音質のところでも書きましたがおそらくハウジング由来だと思われるわずかな雑味がかなり気になり、帯域バランス的には低域が過剰気味なので購入時にはその点をよく考慮する必要があります。
MMCXケーブル対応なので断線時にも取り替えがきき実用度も有り、音のレベルも高いのでなかなか良いイヤホンだと判断しています。
もう一度書きますが、エッジ立ち気味の派手で明るめの音に特徴がありますのでそういった傾向のイヤホンが好きなら一聴の価値があります。
TENNMAK PIANO MMCX イヤホン密閉型 高音質 カナル型 コンパクト 軽量 着け心地抜群 ステレオイヤフォン カナル型イヤホン ヘッドホン 【通勤・通学に最適】
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【レビュー】サウンドピーツ/SoundPEATS B30 名機の誕生
総合評価〇
B10を販売しているサウンドピーツの最新イヤホンであるB30です。
超低価格ですが、セレクトショップのサウンドピーツが放つ新作であるだけに期待が高まりますが、このマルチドライバ全盛期に価格なりの1DD/9mmドライバー搭載となっています。
前作のB20が平凡な出来映えだったので、B10の系譜は連綿と続かなかったと判断しましたが、最新のB30は1DDの新たな限界を見せてくれる珠玉のイヤホンでした。
【サウンドピーツ/SoundPEATS B30スペック 】
- ■モデルナンバー SoundPEATS B30
- ■ドライバー 1DD/9mm
- ■感度98db
- ■インピーダンス16Ω
- ■周波数特性20khz-20000hz
- ■コード長1.2メートル
【サウンドピーツ/SoundPEATS B30まとめ】
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【次回予告】 中華イヤホンまとめサイトの次回レビュー予定 8/29日版
次回予告をのせておきます。
テスト終わり次第、レビューを掲載予定となります。
■KZ ZSE
■KZ HDS3
■tennmak pianno
■1more piston pro HD
の予定です。
もう1本くらい行くかもしれませんが、予定は未定です。
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KZ ZSE kz イヤホン 高音質 モニターイヤホン カナル型イヤホン 2DD 搭載 スポーツ イヤフォン ヘッドホン 密閉型 オーディオヘッドフォン マイク内蔵 WOOeasy (マイク付き)
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gbsell kz-hds3?MiniメタルDIYヘッドセットHDダイナミック発音耳ヘッドフォンマイク付き シルバー
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【正規品】Xiaomi(小米、シャオミ)イヤホン Mi In-Ear Headphones Pro HD ハイレゾ対応 [最高級モデル]
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最近はBluetoothまとめサイトの方の記事の拡充とAVアンプの方の再調整を暇を見て行っています。
AVアンプの調整は手動メインに行うととんでもない手間になります。
部屋と機材が共に揃わないと音場の不自然さが補正しきれないので・・・特に自宅ですと右チャンネルのサイドAスピーカーが位置的に試聴位置に寄るのでやはり補正の限界を超えているような感じです。
AVアンプはおもしろいんですが。
ネットストリーミング・ビデオ中心ならそこまで機材にお金をかけるのはオススメはしません。
サラウンドヘッドホンで十分です。
こちらのサイトですと有線系の方が対象なのでメインサイトのぶろぐなんかめんどくせえよでオススメした中華G2200ゲーミングヘッドホンを推薦しておきます。
低価格中華サラウンドヘッドホンですが、これはバカに出来ない性能です。
僕はSONYのワイヤレスサラウンドヘッドホンの10年選手ですし、パイオニアのワイヤレスも使ってきています。
ゲーミングも中華ならそれなりの数を見てきていますが、音が悪くてどうにもならず、なおかつサラウンドがつながらないのですが、G2200は平均以上の音にサラウンドもトップクラスに優秀です。
と・・・全然関係のない話題で失礼致しました。
【レビュー】KZ ATE-S
総合評価〇
公称ではATEの後継でスポーツタイプという事になります。
シュア掛けでフックに針金がついています。
こちらはなぜかいつものシリコンピースではなく、ウレタンピースが標準でセットされているのですが、これですと他のKZと音の判定が横並びにならないので付属のシリコンピースに変更しています。
【KZ ATE-Sスペック】
- ■モデルナンバー KZ ATE-S
- ■ドライバー 1DD/8.2mm
- ■感度106db
- ■インピーダンス16Ω
- ■周波数特性15khz-29000hz
- ■コード長1.2メートル
【KZ ATE-S音質】
【KZ ATE-S 分解図】
【KZ ATE-Sまとめ】
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【新サイト立ちあげ】Bluetoothイヤホンとワイアレスヘッドホンについてのまとめサイト
中華系Bluetoothイヤホンとヘッドホンやスピーカーを主に取り扱うための新サイトを立ち上げました。
今後、少しずつ拡充していく予定ですので、無線系/ワイアレスのイヤホンとスピーカーに関してはこちらを参考にしてください。
よろしくお願い致します。
【コラム】 DAPの買い方・選び方のまとめ
【一万円以下のDAPについて】
【1万円以上5万円未満のDAPについて】
【5万円以上のDAPについて】
【レビュー】 AGPTEK C05 スポーツ用超軽量中華格安DAP
総合評価〇
AgptekのBluetooth接続対応となる格安DAPのC05Bです。
非常に軽量で、重さは実測値で25グラム、プラスチック製の筐体をもつ中華DAPとなります。
最初に述べておきますが、こちらは「音がかなり良い」ということは断言しておきます。
スポーツ用の軽量低価格DAPの購入候補としてはまず第一に検討するべき優秀なDAPです。
【AGPTEK C05B 機能について】
中華DAPについている一般的な機能はすべて網羅されています。
特筆すべきはFMラジオ機能で、日本国内周波数完全対応となります。
しかもこのFMラジオがかなり優秀でチューナーの性能はかなり高いと言ってしまって良いと思います。
中華DAPに付属しているFMラジオ機能はたいていの場合、おまけのような使い物にならない場合が多いのですが、例外的にC05Bのラジオ性能は極めて高性能です。
【AGPTEK C05B 注意点】
まず操作性がかなり悪く、慣れるまで結構イラッときます。
中華によくある上下スクロールが左右キーに割り振られている例のアレな操作感を持っています。
また、こちらはBluetooth2.1対応なのですが、なぜか手持ちの二種のBluetoothヘッドセットに接続できませんでした。
この価格でBluetooth機能付きというのも凄いのですが、こちらの機能に関しては「つながればラッキー」くらいの軽い気持ちであまり大きな期待をしない方がよろしいかと思われます。
おそらく接続に関してなんらかの「相性」問題があるのだと思われます。
完全に試せてはいませんがアマゾンレビューではバッテリー持ちが悪く4時間程度しか持たないということが報告されています。
これが個体差なのか、それともC05Bの実力なのかは分かりませんが、価格から言ってあまり良いバッテリーを搭載しているようには思えませんので、あくまで短時間使用を前提とした機種だという理解でいた方が良いかもしれません。
【AGPTEK C05B 音質】
かなり驚いたことにこちらのC05Bは音質がかなり良いです。
少なくとも格安系のDAPの音としてはM20とほぼ同等で、価格なりの背景のうるささと駆動力不足から来る低音の輪郭の緩さはありますが、かなりレベルの高い音を出してきます。
特性的な「歪み」やエッジの異常な尖りなども感じられませんので、音質に関してはまずもって優秀です。
このあたりはM20のレビューを参考にして頂ければ背景雑音のうるささ以外はほぼ「同じ音」なので参考になるかと思います。
【AGPTEK C05B まとめ】
スポーツ用で超軽量DAPを探している方は、こちらのC05Bは「買い」を推奨しておきます。
おそらくこちらを「音質」で超えるスポーツに最適な格安軽量DAPはそうそうないのではないかと思われます。
プラスチック製の筐体はA02のような質感で、外観だけをとればライバルはベストセラー機のひとつであるAgptekのA02と比較すべきDAPのような感じがしますが、A02は低音に大きな問題を抱えているので購入はまったくオススメできません。
それに対してこちらのC05Bは5000円以下の格安中華DAPとしてはM20と音質はほぼ同等です。
背景ノイズの感覚、中高音域と低音の出方などほぼM20と同じレベルを達成している驚くべき中華DAPです。
こちらのC05Bの問題は「音質」ではなく、バッテリー持ちの悪さやBluetooth機能の接続性の悪さなど「音質以外の部分」が目立つのであって、 操作性も一昔前の中華DAPそのものの出来映えでかなりイラッとくる素性の悪さを持っています。
そういったところで評価を下げてしまうので、同価格帯であればM20をオススメすることに変わりはありませんが、M20はスポーツ用途でちょっと使うという事であれば金属製の筐体が重すぎてランニングなどのお供としては不満がありました。
かといってスポーツ用として作られたDAPはあまりにも音が悪く、Agpetek A02なども売れまくってはいてもその音は「欠陥品」に近く、特に低音の量の少なさなどは致命的でした。
例えば僕は運動時のシビアな用途としてはトランセンドの防滴・耐衝撃構造のMP350をスポーツ用として使用していますが、こちらは中高音域が少し歪むのでその点が問題でしたが、全体的に音の悪い軽量なスポーツ用DAPとしては格安ではありながらもかなりまともな音で評価しています。
ところがこちらのC05Bは格安軽量でありながも「音質」は本当に素晴らしい出来映えです。
スポーツ用DAPの音としては格安機の中では「ほぼ最高峰の音」が出ていると考えて頂いて差し支えありません。
少なくとも同じAgptekのA02など足下にも及ばないほどこちらのC05Bの音質は優秀です。
AGPTEK Bluetooth搭載 デジタルオーディオプレーヤー MP3プレーヤー ロスレス音質 超軽量 容量8GB マイクロSDカード最大64GBに対応 C05B ブラック
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