AKGのイヤホンとヘッドホンは幾つも聞いてみた。 アニメファンだと「けいおん」に使われたといか云うK701/K702系のヘッドホンが有名だろう。だいぶ早い時期にK701は聞いてみたが、今から考えると701系の音は非常に特徴的だ。 空間の描き方が特有なのが701系…
中華qdcのイヤホンである。 こちらはリンクを見て頂ければ分かるとおりの「高級イヤホン」であって、声を大にして云いたいところだが、価格が高すぎると思う。 中華イヤホン最大の問題は、リセールバリューが極めて低くなると言う一点に尽きる。 これが国内…
先日、E500バイノーラルイヤホンのレビューをしたので、その勢いを買ってVR3000イヤホンを購入してみた。 個人的にはあまり興味のある分野とは言いがたいのだが、なんでも経験してみるのは悪くない。もともと多趣味な人間なので、バイノーラルとやらを1度く…
オーディオメーカーと云うのは、そう長くは持たないのは歴史が証明している。といっても、もともと企業の寿命は30年ほどだとは云われるので、オーディオに限ったことではないのだが、時代の趨勢を見誤ると更に短くなる。 日本を代表する企業のインデックスで…
www.phileweb.com パイオニアという会社は、いまはカーナビなどでも有名だが、もともとは「スピーカを作るために設立された会社」である。 ソニーはラジオなどから始まりいろいろと手を広げてスピーカなどもやってきているが、たいていの会社は道の途中で寄り…
イヤホンの世界ではなかなか安くて見事なモノもあるソニーだが、ヘッドホンはモニター系を得意としているのだろう。 スタジオモニターとして有名な900STが基準となるのだろうが、これはだいぶ前にノート版にてレビューしてきた。オーデイオマニアにはあまり…
つい先日のことだろうか、クリプシュのX5イヤホンを手に入れたのでそのままノート版にレビューさせて貰った。 X5はKG623ドライバを使用しているのだが、同じ623を使用しているのが今回レビューするX7である。X5にレビューに関しては以下のリンクを参照してい…
名機KG926はオーディオ界に燦然と輝くドライバであろう。 クリプシュはこの音を大切に育ててきたと思う。 そのKG926ドライバでBluetooth化に取り組んだのがこのX12 Bluetooth Neckbandだ。 手に持った瞬間に非常に高いクオリティを感じることからも製品自体…
つい先日、ウッドドライバを使ったイヤホンを聴いたのである。 JVCは随分長い間ウッドドライバを追求し続けているが、非常に特徴的な音色を持つので一芸に秀でているタイプド云える。 だがそれはイヤホンでの話しだ。 スピーカの音も聞いたことがあるが、あ…
JVCのウッドドライバはこれまで2本くらい聞いてきたような気がする。だが手元には1本もない。 JVCは日本ブランドの中では特に独特で聡明なのであるが、どうにもウッドドライバを使いこなしているとは言いがたく、悪くは無いが別に良くもない、と云うのが正直…
2008年発売のクリプシュimage X5イヤホンである。 当然のことながらクリプシュお得意の1BAであるが、X10シリーズのメインドライバであるKG926とは違うKG623ドライバ搭載である。 もともとX10と同時期に発売されたのだからいまから12年以上前のイヤホンである…
以前、偽物だらけのクリプシュのX10について個人的に「真贋鑑定」を行うよ、という話をしていた。これはウチの読者様が安心して本物を聞いて欲しいと言う願いからだ。 僕としてはクリプシュのX10シリーズは「信頼できるオーディオ販売店から買え」と口を酸っぱ…
noble audioのイヤホンである。 お初であるが、読者の方によると「音の魔術師」と呼ばれているジョンモールトンという聴覚学者・聴覚専門医が設計に携わっているらしい。 どういう人なのか分からないが、音の魔術師と言われているくらいなのでその筋の評価は…
グラドもここ最近は様々なタイプのイヤホンを出しているが、時代の要請に応じて少しずつ変化しているのが意外である。 といってもちょっとした型番違いなどはどこが変化したのか分からないのだが。 GS1000eは新型の50mmドライバを搭載したグラドのヘッドホン…
たまにはこちら何か書いておこうと思う。 有料のオーディオブログであるノート版の方の読者専用でslackを開設しているので、有料版の読者の方とは主にこちらでやりとり取りしているが、自己紹介など頂くと大変嬉しいものだ。 特に詳しく書いて頂けると大変励…
finalのVRイヤホンだとか云うE500である。 発売から随分と経つが、今回レビューするのには理由がある。 実は前回の中華コロナで非常事態宣言によるステイホームが叫ばれていた頃に、読者の方からレビュー依頼があったのだが、この時断ったのである。 なにせ…
SONYのプロ用モニターヘッドホンはこれで三本目となる。 色々と聞いてきてしまったが、日本のスタジオ標準と言われるSONYの密閉型有線ヘッドホンである今回の7506は外観がまるで900STそっくりなのである。 箱から出して持った感じも900STっぽい。 アレ?これ…
shureのノイキャンヘッドホンである。 あのshureの・・・・。 有線ヘッドホンは何本か聴いてきたが、今流行のBluetoothでなんとノイキャン入りのshureはお初である。 そもそも家電批評だかの雑誌で「絶賛」されていたらしい。 これを評価して欲しいと送ってく…
ベイヤーダイナミックはDT990ヘッドホンに続いて二本目となる。 ドイツのブランドであるが、正直、あまりいい印象はない。何かこう突出したものが感じられなかったと云える。 オーディオは深さと高さが大事だと思う。 単に音がクッキリハッキリして聞きやす…
このUnique Melodyはたかが中華イヤホンでなんでこんな値付けができるのだろう? 中華qdcもそうだが・・・ Unique Melodyの方はとにかくドライバが複雑怪奇なのである。8ドライバーやら5ドライバーやらといいながら、低域にBAを被せたりと色々な事をやってく…
今回、読者の方からBluetoothノイキャンヘッドホン2本の音質評価依頼を受けたのである。 ひとつはshureのAONIC50 もうひとつがこのB&O Beoplay H8iである。 B&Oと云うブランドは「音質よりもデザイン重視」で昔からやってきているので、ピュアの世界では名前…
30年以上も数々の伝説的なゴミを出し続けるKOSSを代表するヘッドホンがPorta Pro である。 KOSSといえば安かろう悪かろうで、欧米にはこのようなとにかく安いけれども音も最悪というメーカが時々見受けられる。 アンプメーカー等もギリギリの低価格でとんで…
先日、中華ハイエンドのqdcのイヤホンを聴いたが、こちらのUnique Melody MESTも中華のハイエンド。 中華でハイエンドなどおこがましいと思いながらも試聴してみた。 価格は本当に立派で17万などもはやイヤホンの価格ではない。 ドライバ構成も凄まじく、8ド…
毎年恒例のクソイヤホンを決定するこの季節がやってきた。例年、数々のクソイヤホンがあるがその中でも特に酷いものを選定するわけだ。 今年はその中でも特に酷いクソイヤホンが現れたので安心したわけだが、コレはもう本当に言葉を失うほど酷い。 今年から…
JPRiDEというと当ブログの読者の間では話題沸騰中なのである。 なにしろホームページに書かれた宣伝文句が常軌を逸したすばらしい文言に満ちあふれている。 そのあまりの堂々たる自信にひかれて購入してみるのだが、出てくるのは文句ばかりである。 先日もDM…
中華qdcのフラグシップイヤホンである。定価はなんと○○万円近い。 中華でなくとも「ほとんどボッタクリ」の価格設定だが、それをDDイヤホンで純粋な中華メーカがその価格で出すというのだから驚いてしまう。 なんと言っても中華である。 最近は価格の高い中華…
これでクリプシュのKG926ドライバを使ったXシリーズはすべて試聴を終了したことになる。 X20を初めとしてX12からX10を聴いてレビューを書き続け、KG926の本質に迫れたと思う。もはや926の新しいイヤホンは発売されないだろうが、今後はコレクターズアイテム…
見た目はアンドロメダとそっくりなのだが、こちらは7BAイヤホン。低域側に更に2BAプラスしている。 CAと云えばアンドロメダの評価が高いが、今回はARA/エラ。 なんだか価格がもうイヤホンの価格ではないので冗談で買える価格ではないだろう。その分失敗も許…
AKGのイヤホンはこれでほとんど聞いたことになる。 AKGは好きなイヤホンメーカのひとつだが、どちらかというと玄人好みでプロ仕様に近いと言える。 だいたい好きなイヤホンを聴かれてAKGを上げられるようだとマニア度も高くなったと言えると思う。素人さんが…
日本の誇るfinalの新作イヤホンである。 ほとんどボッタクリに近いような高価格イヤホンもよく出すブランドであるが、今回のふたつはボリュームゾーンを狙った価格帯で好印象だろうと思う。 読者の興味も高いブランドでさすがに日本を代表するメーカーである…